嗅覚

僕の家の近くの小川に隣接する小学校からニョキニョキと生えている桜の花がそこそこ咲き始めて朝通学するとき自転車で通るとまるでトンネルのようになっていて仄かに薫る桜が非常に心地良い。そういえばこの街に引っ越してきてもうすぐ丸一年で、その時はこの界隈をだらだらと歩きこのトンネルをみてそれが半分ぐらい家を決める決め手になったものだった。って記憶はやっぱり嗅覚と深く結びついている。